【スペイン】マドリード闘牛場のそばにあるローカルレストラン Waniku の話

スペインマドリード闘牛場のそばにあるローカルレストラン Waniku の話

Restaurante Waniku

マドリード滞在中気に入ってしまい五晩泊まってそのうち四回も晩御飯食べに行ってしまったお店です。
マドリードの闘牛場の真ん前にあるイビス Hotel ibis Madrid Centro las Ventas に五泊

到着日疲れてたのでどこでもホテルの側でと思い偶然見つけました。ホテルから歩いて二、三分。
全てローカルの常連客ばかりで、雰囲気まるでBSテレビでやってた世界入りにくい居酒屋の感じ。
全く英語通じず、メニューもさっぱり分からず、おじさんがメニュー指差しながら身振りで教えてくれて選んだのがこちら。

豚の耳とシャンピニオン。
おじさんが一生懸命耳触ってたので豚耳は想像どおり。
シャンピニオンは両手を広げて何度も手を叩くので何の事かさっぱり分からず注文しましたが、すごく美味しかったです。マッシュルームにニンニク刻んでオリーブオイルたっぷりかかってて、これは約束された美味しさ。
一皿が大きい。すごい量で、ビールを頼んでタパスも出てきたし、フランスパンも頂いたのでお腹いっぱいです。
豚の耳がものすごく濃厚で口の中ペトペトしてシンプルな料理のようでいて初体験の味でした。
赤ワインがすごくあいます。
Waniku の素晴らしさは何と言ってもお値段。
どういうお会計になってるのかよく分かりませんが、いつも酔っ払ってるヤンキー風のお姉さんが適当に商品名打ち込んでレジで数字だけ合わせてレシート持って来てくれます。
この日も生ビール三杯と赤ワインでお腹ぽんぽんで23.5ユーロ。

2日目は夫がしっかりスペイン料理の名前を勉強して自力で注文に成功。
まずびっくりのタパス。

コロッケと思いかぶりついたら歯が欠けそう。
ムール貝の殻の上に具をのせてパン粉つけて揚げてある。
横にあるのは血入りのチョリソー、私たちは食べれませんでした。


タパスと被ってしまったけどブルーチーズのコロッケと生ハムのコロッケ。

選べなくて半々にしてもらいました。
どちらもすごく濃厚。
半々でよかった。ブルーチーズの一個食べたら、「おー当分ブルーチーズはいいなー」って気持ちになり、次に生ハム食べたら今度は生ハムお腹いっぱいになるというお得感がすごいコロッケ。
でもビールだのワインだのにすごく合うし、カウンターで店主はおじさん達と楽しく飲んでるし、ゆっくりまったり飲むのに最高です。

ピーマン好きの夫がどうしても頼みたかったシシトウの素揚げ。

スペインで食べる意味は分からないけど普通に美味しい。旅行中の野菜不足が解消されてよかった。
あといちいち量が多くて満足。
外見にこだわってないところもいい。

ビールにワイン飲みたいだけ飲んで18ユーロ
この辺りからお会計絶対おかしいという確信が深まる。チップ多めに置いとくか?などの相談を始める。

1日浮気して別のお店へ行ったけどやっぱり waniku の方が楽しい!ということで4日目
まだスペイン風オムレツ食べてないと気づきオムレツと今夜は魚のフライ
すっかり我が家のようで写真を撮るのをこの日から忘れたのですが、そのフライがこれでもかというほど皿に盛り上げられています。10センチ強の小魚、でも三種類はいた。それがイカリングと一緒に皿に無造作に積み上げられて出てきました。
それをひたすらスナック感覚でかじりながらビールと白ワインいただきます。
この日が最強のお得感でした!17.5ユーロ

最後の日はランチが重すぎて夜十時半になってもお腹空かず、「でもまあビール飲むか」と行って出かけ、オイルサーディンのサンドイッチとベーコンエッグ
オイルサーディンはフランスパンを縦に半分に切った上に端から端までみっちり並べてありました。
時間帯がいつもよりちょっと遅めだったので、酔っ払いヤンキー姉さんが完全に出来上がっていて、フラフラしながら三回オーダー取りに来ました。その都度メモみたいなのに書いていくのに、しばらく待ってるとまたフラフラ近づいてきます。
お腹も空いてないしオーダー通らなかったらそれでもいいかーとのんびり待ってたら、3度目にようやくキッチンに伝えられたようです。
こんな遅くに素敵なおじさま達がそれぞれ一人でコースを食べてワインをボトルで飲んでました。
カウンターはカウンターで盛り上がっててこの晩が1番賑やかでした。

地元の人ばかりの入りにくいわけでもないけど観光客ゼロの居酒屋 waniku ぜひおススメしたいです!

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